洗濯物を畳むのってめちゃくちゃめんどくさいですよね。
わたしもすぐに山を作っていました。
部屋のすみっこに積まれた洗濯物の山…。
ちょっと畳むのが遅くなっただけでホコリが積もっていく、洗濯物の山。
息子が喜んでダイブする洗濯物の山…。
ある日、そんな山を見かねた夫が言いました。
「洗濯物って全部たたむ必要ある?」
た、たしかに・・・。
そういえば、洗濯物を畳まずにハンガーにかけたまま収納する方法は聞いたことある…。
なので、「シワになってもいいものは全部つっこむだけ収納」をやってみました。
そうすると…洗濯物を畳むのにかかる時間が7割減!
べつに畳まなくても困らないものを、こんなにも無駄に畳んでいたんだなぁ…とビックリしています。
この記事では、私が実践している洗濯物を畳まないで突っ込むだけの収納について説明しています。
山ができることもなくなりますし、「たたまなきゃ…」というストレスからも解放されますよ!
こんな方におすすめ
- 洗濯物を畳むのが大キライ
- 忙しくてとにかく時間を節約したい
- 収納の中がぐちゃぐちゃでも気にしない
洗濯物を畳まない収納のために用意するもの
まずは準備物品からご紹介します。
収納ボックス(タンスでも可)
ふだん使っている収納ボックスやタンスの引き出しなどを空にして準備しておいてください。
▼うちはこれ使っています
ニトリの押し入れ収納ボックス。奥行が長いのでたくさん入りますよ。
仕分けの小さめのボックス
畳まないものをただ1ヵ所に突っ込んでしまうだけだと、どこに何があるかわからなくなってしまいます。
そこで、中で仕分けるために小さめのボックスを用意しておきます。
わたしはだいたい1つの引き出しに1つの仕分けボックスを入れていますが、2つでも3つでも使いやすいように仕切ってOKです!
▼わたしが使っているのは100均で購入したもの。
このボックスを使うことによって、透明の衣装ケースでも表からぐっちゃぐちゃの突っ込むだけ収納が見えずにスッキリします。笑
▼ぐちゃぐちゃの衣類が入っているとは思えないでしょ?
洗濯物を畳まない収納方法
それでは、具体的な収納方法についてご説明します。
畳むもの・畳まないものを決める
まずは畳むもの・畳まないものを決めます。
わたしは以下のように決めています
畳むもの
- シワになったら困るもの(麻などのシワになりやすい素材のもの、シャツ)
- 厚手のもの(トレーナー、セーター、ボトムなど。たたまないとかさばるため)
- タオル類(洗面所の棚に収納するため)
畳まないもの
- Tシャツ
- 肌着
- 部屋着
- 下着
- 靴下(ペアにしてまとめておくだけ)
- 子どもの服、小物
- シワになっても困らない服
畳まなくていいものについて考えていると色々思いました。
夫も別にパンツが畳まれていることにありがたみを感じていなかった気がします…。むしろ今は取り出してそのまま履ける(畳まれてるのを広げなくていい)ので楽そうです。笑
畳まない洗濯物の収納の分類を決める
畳まずに収納するといっても、ある程度分類しておかなければ取り出すときに困ります。
なので、ざっくりと分類を決めて小さめのボックスで仕分けるようにします。
例えば子どもの服はあまり数が多くない上にシワになって困るような服もないので、このように2種類に分類しています。
- 収納ケース:普通の服(トップス・ボトムス全部)・パジャマ
- 小ボックス:肌着・靴下・スタイなどの小物
▼ほんとにぐっちゃぐちゃ!笑
ちょっと見えにくいですが、赤線のところにボックスが入っています。
大人の服の分類はこんな感じ。畳まないものだけで収納ケース、小ボックスそれぞれ2つ使用。
畳みたいものは別の引き出しに収納しています。
- 収納ケース1:Tシャツ・肌着・部屋着など
- 小ボックス1:下着
- 収納ケース2:トップスなどの洋服でシワにならないもの
- 小ボックス2:靴下など
▼あまりにも見た目だらしなさすぎたので、大人の服は取り出して撮影…。笑
そして洗濯物を畳まないでつっこむだけ!
ざっくりと仕分けした自分ルールの分類に従って突っ込みます。以上!
他のご家族が洗濯物を畳んでくれる場合は、ルールを共有しておきましょう!
洗濯物を畳まないメリット
洗濯物を畳まないことによるメリットは、項目は少ないもののめちゃくちゃ大きいです。
超時短になる
考えてみると、毎日洗うものは畳まなくてもいいようなものがたくさんあることに気づきます。
わたしは突っ込むだけ収納を始めて、洗濯物を畳むのにかかる時間が7割ほど削減できました!
もともとタオル類を畳んだり、靴下をペアにまとめたりするのには時間もそんなにかかりません。Tシャツや下着、子どもの小さな服を畳むのに時間がかかっていたんですよね…。
部屋が片付く
洗濯物を取り込んだら大半は突っ込むだけ・もしくはタオル類の簡単にたためるものなので、一瞬で部屋が片付きます。
以前は夫が帰ってきてもまだ洗濯物の山が残っているのがいつもの光景でしたが、最近はそんなことはありません。
畳んでいる途中のTシャツを息子にまた広げられることもなく、遊びながらササっと洗濯物の山を片付けられます。
気に入った服だけが残る
服を突っ込むだけだと、どの服があるか見にくいというデメリットがあります。
最初はわたしも使いにくいかな?と思ったのですが、息子の服はぐちゃぐちゃ収納でも一瞬で取り出せることに気づきました。
なぜかというと、息子の服は全部わたしが厳選して買ったお気に入りの服だけだったからです。
だからわたしは息子の服を全部把握できていて「公園に行くから動きやすいあの服」「ランチだからちょっとおしゃれしてあの服」って、収納を開ける前に手に取るものが決まっているんですよね。
事前に手に取るものが決まっていると、サッとかき分けただけで目的の服が見つかります。
自分の服も同じ!
って、収納を開けてからアレコレ考える時間がムダだったことに気づいて、めっちゃ断捨離がはかどりました。
洗濯物を畳まないデメリット
洗濯物を畳まないことのメリットが大きすぎてわたしは気になりませんし、工夫すれば解決できることも多いですが、もちろんデメリットもあります。
シワになる
つっこんだだけの服はもちろんシワになっています。
ただ、Tシャツや子ども服は着るとすぐにシワは伸びます。肌着や部屋着も誰にも見せない(しかもすぐのびる)のでオッケーです。
Tシャツ類もシワにしたくないなぁ…という方には向いていない収納方法です。
服が多いと取り出しづらい、選びづらい
服が多い方は突っ込むだけだと奥の方の服が取り出しづらいですし、どんな服があったか忘れてしまうこともあるかもしれません。
これは、メリットのところでも触れましたが気に入った服だけ残すようにするとよいです。
収納もスッキリしますし、何を着るか悩む時間の節約にもなりますよ!
洗濯物を畳まない、つっこむだけ収納のまとめ
こんな収納方法ありえない…!と思う方も中にはいらっしゃるかもしれません…。汗
でも私はこれでめっちゃ楽してます!なんで早く気付かなかったんだろう…という気持ちです。
それぞれのご家庭でたたむもの・たたまないものの基準などは違うとは思いますが、少しでもこの記事がストレスを減らすお手伝いができたら嬉しいです。