この記事を読んでくださっている方は、「抜毛症」について既にご存知の方が多いと思います。
抜毛症(ばつもうしょう、Trichotillomania、トリコチロマニア)とは、正常な毛を引き抜いてしまう癖によって脱毛斑が出現する精神障害。抜毛癖(ばつもうへき)とも呼ばれ、また主に頭髪を引き抜く症例が目立つことから禿頭病(とくとうびょう)とも呼ばれる。
(中略)
小学生から思春期の女子に多いが、成人も発症する。
引用:Wikipedia
わたしは小学校4年生の頃から2年ほど、抜毛症に悩まされました。
- 「バレたらお母さんに怒られる」
- 「プールの授業の時どうしよう」
- 「抜いた髪の毛をどうにか隠さなきゃ」
- 「でも、どうしても髪の毛を抜くことが辞められない」
…と悩んでいるうちにだんだんと髪の毛を抜く量が増えてしまい…。
けっきょくは親にも見つかってしまいました。
ぎりぎりの自制心で頭頂部の髪の毛を抜くことはなかったものの、頭の下の部分1/3ほどはまったく毛がなく、上の2/3の髪の毛をかぶせて隠している状態。
眉毛も抜いてしまい間抜けな顔に…
それでも、髪の毛や眉毛を抜くのを辞めたくても辞められない。
苦しんでいる間はとても長く感じましたが、最終的には2年間で克服することができました。
わたしの体験が今抜毛症で困っている小学生や中学生くらいのお子さんや、その親御さんの役に立てればと思いブログに書くことにしました。
\抜毛症のための医薬部外品です/
抜毛症になったきっかけ
抜毛症になったきっかけはささいなことでした。
たまたま髪の毛が抜けたときに毛根がついているのをみて「なんか面白い」と思ったんですよね…。笑
(気持ち悪くてごめんなさい)
そうしているうちに暇なときは髪の毛を抜いて観察するようになっちゃった、という感じです。
抜毛症はストレスが一種の原因だと言われていますが、たしかにわたしの場合は髪の毛を抜き始めてからイライラしたとき、ストレスを感じたときなどに抜いてしまうことが多かったです。
同年代の子どもに比べるとストレスの多い生活だったと思いますし、内向的な性格でもありました。
ですが、そもそもきっかけはささいなものだったりします。
髪の毛をいじる癖がなんとなく抜毛症につながることもあるそう。
ポイント
親御さんは「ストレスが多いのか?」「学校生活や家庭環境に問題が?」と不安になりますよね。でも、そうばかりとは限らないのであまり考えすぎて追いつめられないでくださいね。
抜毛症への親の対応
母がわたしの抜毛症に気づいたときは相当びっくりしていました。
人に気づかれないような場所ばかり抜いていたので、母が気づいたときにはもう結構なハゲが出来上がってしまっていたのです。
「自分で抜いたなんて言ったら怒られる!」と思ったわたしはかたくなに自分で抜いたということは認めませんでした。
でも母に皮膚科の前まで連れてこられ「先生に見てもらったらなんでハゲができたのかわかっちゃうよ。それでもいいの?」と詰め寄られ初めて自分で抜いたことを認めました…。
母はできるだけ辛抱強く見守りたいと思ったようですが、それでもやはり何度か強く叱られて辛かった思いがあります。
しばらく何も言ってこないと思ったら、わたしがこっそり捨てた髪の毛を見つけたことがきっかけで爆発してしまい「あんたそれ、気持ち悪い!!」「みんなに病気やと思われるよ!!」と半泣きで怒鳴られるというサイクルを数ヶ月ごとに繰り返していました。
そう言われるとますます「自分で髪を抜くなんて気持ち悪い、隠さなきゃ怒られる、お母さんを悲しませてしまう」とビクビクしてしまい「抜いても人にバレにくい場所はどこだろうか」と髪の毛を触ってしまう、そして抜くとなんかホッとするという悪循環でした。
今となっては母の気持ちもわかります。
なんとかわたしにおかしなことだと自覚を持たせて辞めさせたかったんだろうな。
「気持ち悪い」は禁句だとわかっていても母自身の気持ちもどうしようもなかったんだろうな、と。
親御さんとしては、お子さんのためを思って抜毛症が悪化しないように一生懸命になってしまいますよね。
でもどうか「おしゃれなウィッグだってあるんだし、べつに髪の毛がなくたって大丈夫よー!」とお子さんの前ではドーンと構えていてほしいです。
もちろん母の対応で嬉しかったこともあります。
髪の毛を抜いていたのはトータル2年ほどの期間なので、その間何度か近所のなじみの美容室にカットに行きましたが、母が事前に話してくれていたようで何も触れられなかったのはとてもありがたかったです。
ポイント
叱られたり悲しまれたりするのはわたし自身もつらく逆効果でした。
怒鳴られたってやめられないのです。
一方、美容室に事前に話してくれていたのはとても助かりました。
おそらく私の知らないところで学校の先生にも話してくれていたのだと思います。先生もそっとしておいてくれました。
抜毛症を克服した方法
抜毛症を克服しようと髪の毛を縛ってみたり、室内でも帽子をかぶってみたりしましたが、まったく効果はなし。
わたしが抜毛症を克服できたのは、「抜毛症はダメなことだから今すぐ辞めなきゃ」という考えにとらわれなくなったからです。
小学校6年生の夏のある日、ふと「中学校に入るまでに辞めたいなぁ」と思ったんですよね。
中学入学までに半年くらいありましたが、他の小学校の子とも一緒になるわけだし、ちゃんとした姿で制服を着て中学校生活を送りたいなと。
逆に言えば「今すぐは無理だけど、中学校に入るくらいまでに辞められればいっか」と。
「今すぐ辞めなきゃ」「この1本で最後にしないと…」と思っているうちは全然辞められませんでしたし、母から「辞めなさい」と言われてもどうしても無理だったのに、
数か月先に目標をなんとなく置いたらふと気が楽になって、本当にいつのまにか抜かなくなっていました。
中学校に入るころには短い毛が生えてきて、そのうち上部分の髪の毛と長さが揃い、それからはずっとロングヘアでした。
大学に入ってからはカラーやパーマも存分に楽しみましたし、髪を美容師さんに褒められ、カットモデルをして広告に載せてもらったことも。
できれば「ダメな事だ、辞めなければ」と追いつめられてしまうのではなく「来年の夏にはこんな髪型にしたいなぁ」とか、「あの芸能人と同じ髪型にしてみたい」とか、抜毛症が治って堂々と日常を楽しんでいる姿をイメージしてゆるやかに待ってみるのがいいでしょう。
ただ、このようにわたしが抜毛症を克服した方法って「考え方を変える」というちょっと抽象的なものなんですよね。
なので、「ちょっと難しい…」「そんなので治るんだろうか…」と不安な方もいらっしゃると思います。
そんな方にはぜひ、抜毛癖女性のための薬用育毛剤・トリコチロアール を試してもらいたいです。
もちろん、抜毛症を克服するには髪の毛を抜く癖をやめるのがゴールです。
ですが、それと同時進行で抜毛症専用の発毛促進剤を使うのをおすすめします。
頭皮や毛根に無理な力をかけて髪が生えなくなってしまうリスクを防げますし、なにより「髪が生えてきた」というのは目で見てわかる大きなプラスの変化です。
- 「髪が抜けているのを隠さなきゃ」
- 「誰かにバレたらどうしよう…」
こんなストレスからまず発毛促進剤で解放されることで、抜毛症ともゆったりした気持ちで向き合えるでしょう。
「なんだ、無理に髪を抜くのをやめなきゃと追い込まれなくても大丈夫なんだ」
そうドーンと構えていられることが一番大切だったなと経験上思います。
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抜毛症についてまとめ
まわりから見ると「自分で抜いてるなら抜かなければいいだけなのに!」と思われるでしょうが、一番辞めたくて辞められなくて困っているのは本人なんですよね。
抜毛症のお子さんを持つ親御さんに伝えたいのは以下の4点。
- 「やめなさい」と叱ったり、悲しんだりするのは逆効果
- 髪の毛がなくたって死にません。「大丈夫」と言ってあげて
- 抜毛症が治っている姿を具体的にイメージできるようにお子さんと一緒に考えてみましょう
- 必要なら発毛促進剤の力を借りてゆったりとした気持ちで抜毛症と向き合えるように
もしもあなたが抜毛症に悩んでいる当事者で、親御さんやまわりの人に叱られたりして苦しいなら、このブログを読んでもらってください。
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