この記事を読んでくださっている方は旦那さんが仮想通貨をやっている(やりたがっている)、もしくはご自身が仮想通貨で取引されている方、これからしようと思っている方でしょうか。
タイトルの通りなんですが、うちの夫は仮想通貨で見事600万円溶かしてのけましたw
わたし自身は仮想通貨はやっていないので夫に聞いたことをそのまま記事にします。笑
これから仮想通貨をやろうと思っている方はこんなふうに失敗したのか…
旦那さんが仮想通貨をやっている、もしくはやりたがっているという方はこういうリスクもあるのか…と
思いながら読んでもらえたらと思います。笑
夫が仮想通貨で600万円溶かした経緯
夫が仮想通貨を始めたのは2020年3月、ちようどコロナが日本にもやってきた頃。
今よりも仮想通貨への注目度もかなり低かった頃です。
もともと株をもっていた夫は、そろそろ仮想通貨を買いたいと思っていたそうで、
まず100万円分の仮想通貨を購入しました。
その100万円がなんと10倍以上に跳ね上がり、2021年には1600万円になりました!
そこで利益を確定しました。(※仮想通貨を売却して現金化した)
ただ、仮想通貨が株などと違うのは、仮想通貨で得た利益は雑所得となるということ。
つまり、仮想通貨の利益はそのまま年収に上乗せされるんです。
たとえば年収300万円の人が仮想通貨で1000万円の利益があったら、その人のその年の年収は1300万円になります。
夫のばあい、元手の100万円を引いたら仮想通貨の純利益は1500万円。
本業の給与所得と合わせると年収はゆうに2000万円を超えました。
で、その年収だと所得税が40%、住民税が10%とられるんですね。
翌年に750万円ほどの税金を払わなきゃいけない計算になりました…。
まぁそれはわかってたことなんです。
問題はそのあと。
夫はもう一度もうけた1500万円で仮想通貨を買いました。
ですが、今度はその1500万円が900万円まで下がったんですね…
わずか1ヶ月ほどで600万円が溶けたのがここのポイントですね…震える…
仮想通貨の価値は900万円まで下がったのに、夫には750万円の税金の支払いが待っています。
もしこれ以上仮想通貨が下がったら、自分の貯金から税金を払わなきゃいけない。となるともはやマイナスになってしまう…
という判断で、1500万円を900万円まで減らした段階で仮想通貨を売却。
手元に残った900万円から750万円の税金を払う予定なので…結局トータルで見て利益が150万円しかなくなってしまったんです。
ただ、ポイントは「600万円溶かしたけれど、それでも利益が出ている」というところ。
夫が仮想通貨で600万円を溶かした妻の気持ち
夫本人はそれはもう悔しがっていますが、わたし自身はどうかと言うと…
わりとフラットです。
もともと夫が今仮想通貨でこれ位の収益があって…と話してくることがあったのですが
と同じことを5回ぐらい言った気がします。笑
基本的にあまり興味がないんですよね。
生活費に手をつけているわけではなく、お互い余剰資金の範囲内で投資をしているので、(わたしは株を持ってます。現物取引のみ)
うまくいくならそれは良いことだけれど、まぁ損しなきゃいいんじゃないって感じです。
お金を持っているかどうかで夫自身の価値が変わるわけではなくて、夫は夫なので。
だから儲けている時も「へーそうなんやー!すごいやんー!」
600万円溶かした時も「ありゃー、もったいなかったね!ドンマイ!」って感じです。
もともとわたし自身、お金に対してのメンタルが強いんだと思います。
たとえばわたしは株で200万円の含み損を出したことがありますが(コロナショックのとき…)、あっもう見たくないわ…とそっ閉じしてそのまま忘れていたらちゃんと元に戻りました。
結局はプラスで売り抜けてます。
友達が積み立てNISAで今1万円もマイナスになっているんだけど…とそわそわしているのを聞いたことがありますが、そういう方は仮想通貨などの乱高下が大きい商品は向いてないかも。
投資において多少の損益でソワソワしてメンタルを崩してしまうと、慌てて良くない手を打ってしまいがちです。
あと、夫が600万円の損切りをした後は仮想通貨の値段は上がっちゃってw
結局は損切りせずホールドしておけばよかったという結果になったんですけど、でもあのとき冷静に税金のことを考えて600万円を諦める決断ができた夫の胆力は本当にすごいなと思っています。
結果論では持ち続ければよかったのですが、そこでオロオロしてもしもっと下がってしまってうっかり税金が払えなくなっちゃったりしたらもう借金するしかないですからね。
夫が仮想通貨で600万円溶かして学んだこと
夫が仮想通貨で600万円溶かして学んだことは…
- 税金がやばい。きちんと計算して翌年に税金払えるだけの現金を用意しておくこと
- あと、仮想通貨の利益は年収に加算されるのでお子さんいる方は子供手当や医療費など諸々の手当が減額、もしくはなくなるかも(うちもなくなる…結局600万円溶かしたのにだよ…。笑)
- 絶対に余剰資金でやること。生活費には手をつけない
- マイナスにならなければいい。時には冷静に損切りの決断もすること
- お金に関してはメンタルを強くもつこと
夫が仮想通貨で600万円溶かした話まとめ
ここまでの話を読んでくださって、仮想通貨怖いと思うか、夢があると思うかは人それぞれです。
でもわたしは仮想通貨に限らず、今後投資のスキルは絶対に必要だと思っています。
一昔前と比べて同じ給与所得があっても手取りはどんどん減っていっています。
そしてこの先増える事はないでしょう。税金が安くなることはないですからね…。
余剰資金でやること、税金に気をつけること、メンタルを安定させることに気をつけていれば、仮想通貨は魅力的な投資先の一つ。
そして過去の暗号資産の値上がりを見てもわかるように、そのうち手が届かなくなってしまうかもしれません。
だから夫が600万円溶かした事実はあっても、わたしは夫が仮想通貨をやってくれて良かったなと思っています。
色々勉強して試行錯誤して痛い目にも合ったけれど、そうでもしなきゃ今の日本では資産は頭打ちです。
この記事を読んでくださっている方は少なくとも仮想通貨に興味がある人(か、その奥さん)のはず。
ちゃんと時代の流れを読んで、勉強しようと思っているのは素晴らしいことだと思うんです。
わたしは子どもたちにも、投資について教えていきたいと思っています。
それに、税金のことや経済のしくみを知って賢く生きてほしいし、世界情勢にも目を向けて広い視野を持ってほしいなと。
投資先として仮想通貨がベストかどうかは人によると思います。
でも、仮想通貨って何?難しいからわからないわ、なんか怪しいし自分には関係ない。という姿勢の人がどんどん取り残されていくのは間違いありません。(というか、この層が大多数だと思います)
だからこそ先行者利益をつかめるのは、このよくわからないわと言う部分をそのままにせず、しっかり勉強した人だけ。
もし暗号資産についてもう少し勉強したいと思った方は取引所がやっている無料相談を活用してみてください。
memo
取引所:簡単に言うとビットコインを買えるお店のようなもの
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※Webでも店舗でも相談可能
仮想通貨について詳しい人はまだまだ少ないです。
プロに無料で相談できる窓口はなかなかないので(他の取引所ではこのようなサービスは少ないんです)活用しなきゃ損!
仮想通貨ってつまり何?と言うところから丁寧に教えてくださるので、まずは勉強から始めてみてはいかがでしょうか。
\もちろん金融庁登録済の取引所です!/
ムリな勧誘は一切しません!と明記されているので安心して相談できますよ。
旦那さんが仮想通貨を始めようとしている…という奥さまも、ぜひまずは旦那さんに相談窓口を活用してもらいましょう。(特に税金関係!ちゃんと勉強しておかないと怖いですからね……)
そして、奥さま自身も「なんか怖い」ではなくて仮想通貨って何?ということを詳しく知ってから判断するべきかなと思います。
ちなみにうちの夫のその後ですが、悔しさをバネに通勤中に動画を見たり本を読んだりして、また懲りずに仮想通貨を買い戻しました。笑
読みが当たって今100万円くらいは利益が出ているみたいです。
ほんとそのメンタルの強さと勤勉さには感心させられます。
たとえ仮想通貨で600万円溶かしたとしても、諦めずに勉強して、チャレンジし続ける姿勢は妻として誇らしく思っています!
▼夫、800万オーバーの奨学金もあった人です。笑▼
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