育休中に退職して、1年以上が過ぎました。
わたしが退職を決めた理由はザッとこんな感じ。
- 自分の体力・スキルでは仕事と育児の両立が難しい
- 忙しいとピリピリしてしまうタイプなので、気持ちに余裕を持って子どもと接したい
- 子どもが小さいのは一瞬のことなので、自分の手でじっくり育てたい
- お金を稼ぐことはもう少し先でもできる
決して仕事が嫌だという理由ではなかったので、めちゃくちゃ悩んだ末での退職でした。
だから、辞める時は「これでいいの?」「後悔しない?」とかなり不安に思っていました。
そんなわたしが退職を決めてから1年以上経って、やっぱり後悔してるの?してないの?ということについて考えてみました。
一言でいうと、「ちょっとだけ後悔や寂しさはある。それでも、この選択をして良かったと心から思う」…という感じ。
育児のための退職、後悔ポイント
まずはわたしが感じている、育児のために退職してちょっと後悔しているポイントについてお話しますね。
自分のお金が貯まらない
何よりもこれです!笑
自分の口座にもうお金が増えていかない!…怖いですね~。笑
復帰していたらこれぐらいは貯まっていたかな…?と皮算用しちゃいます。
息子はまだ2歳でそんなにお金もかからないですし、夫も普通に働いているので家計としては貯蓄は増えてはいますが、やっぱり自分のお金がこの先増えないのは心もとないです。
共働き時代は2人で「休みだからおいしいもん食べよ!!」と毎週飲みにいったり、ショッパーを抱えて帰ってきたりしましたが…そんな気分になれないです…。
まぁ、時短で保育料もかかることを考えたら、働いてもそんなにお金はプラスにならなかったのかも。
ただ、おうちでもちょこちょこ稼いでいるのでわずかなおこづかいはあり、ちょっとだけ心は安定しています。
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自己肯定感がちょっと低くなる
学生時代の友人やTwitterのワーママさん、仕事をしているという点でとっても輝いています。
本当にカッコいいな…それに比べて私は…。とちょっとシュンとすることも。
とくにわたしは仕事自体は楽しくやっていて、産休に入るときは「またこの場所に戻ってきたい!」と思っていました。
でも実際に育児をしてみて、あまりの家事・育児スキルの低さとスタミナの低さで余裕がないことを自覚し、育児に専念することを選びました。
もしわたしがバリバリ仕事できて、家事も育児もこなせる体力と心の余裕があれば…
- 息子は保育園でお友達ができていろんな経験をしただろうなぁ。
- わたしも職場では一人の社会人として生きる場所があったんだよなぁ。
- 一生懸命働いている母の背中を見せてあげたかったなぁ。
- ちょっとでも家計の助けになったのになぁ。
と、後悔するときもあります。
…でも、復帰したらしたで仕事も育児家事もうまくこなせず、自己肯定感はダダ下がってたかも…。
育児のための退職、良かったポイント
はじめに後悔ポイントについて話してしまいましたが、次は退職して良かったことについてお話します。
家族と余裕を持って向き合うことができる
わたしはめちゃくちゃ要領が悪く、電車にはギリギリで飛び込んだり、よく忘れものをするタイプの人間です。汗
出先でオムツを持ってきていないことに気づいて何度オムツを買ったか…
そんなわたしがもしワーママになったら、朝から食事や出かける準備でてんやわんやしたはず。(ほんと不器用なので…。)
もしその中で息子にご飯をこぼされたりしたら…まちがいなく発狂していたでしょう。
でも今は急ぐ必要もないので、「あ、こぼしちゃった!大丈夫?」と息子に余裕を持って接することができます。
また、夫にも(比較的)優しく接することができています。
働いていたころは「わたしもしんどいんだから立場は一緒でしょ!!」という気持ちもあり、疲れているときはついついキツイことを言ってしまうことも多かったなぁ…。
ひどい嫁です。
いまは家族のために毎日仕事に行って疲れて帰ってくる夫の姿を見ると、「毎日お疲れさま。本当にありがとう」と感謝の気持ちでいっぱいです。
子どものようすを間近でみることができる
あれができた、一緒にこれをした…と、ゆっくり子どものようすを見ることができるのはほんとうに幸せです。
お金は後からでも(無理して)がんばれば稼げますが、過ぎた時間が戻ってくることは決してありません。
もちろん、保育園に預けているワーママさんが子どものことをみられない、と言っているわけではありません。
あくまでもわたしの場合キャパが狭く体力がないので、働いたらそれで精いっぱいになってしまっていたはず。
イライラして子どもに当たってしまったり、疲れすぎて子どもの相手をする時間がまったく取れなかったでしょう。
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育児のため退職しなければもっと後悔していた
仕事に復帰したい気持ちを諦めて、わたしが退職を選んだのは「家族にとって一番いい環境を作りたかったから」。
わたしの母は働いていましたが、ピリピリしていることが多く、子ども心にビクビクしながら過ごすときも多く苦しかったです。(シングルだったのでそうせざるを得なかったのですし、もちろんとても感謝していますが。)
わたしも仕事が忙しかった時は、余裕がなくなると良くないと思いつつも夫に当たってしまうようなダメ人間でした。
退職後1年が経って、その矛先が子どもに向かわなくてよかった、優しい夫にこれ以上ひどい態度を取ってしまわなくてよかった、と心から思います。
退職したことにちょっとの後悔を感じたり、ちくっと胸が痛むときはあります。
それでも、自分は育児と仕事を両立できるキャパのない人間であることをしっかり認めて、まずは家族が安らげる環境を整えることを最優先に考えて本当に良かったと感じています。
きっと余裕をなくして家庭内が殺伐としてしまっては、今の何倍も後悔したはず。
最後に…
今、退職をお考えのお母さんは、どのような理由で退職したいと考えているのでしょうか。
体力も、キャパも、価値観も人それぞれ。正解はありませんよね。
どちらの道を選んでも、後悔はあるんだろうなとおもいます。でも、できるだけ後悔の少ないと思う方の選択肢を選ばれますように。
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